夢色パティシエール 第12話「七年目のメリークリスマス」

 いちご達はチャリティーバザーで樫野は有名ジャズトランペッターと出逢う。だが彼はある女性を捜していて――。
 樫野の一面。
 まずはケーキ作って商店街で直接販売。聖マリー学園ってなんだかセレブ向け学校って感じなのに、めっさ地域密着型なんだよなぁ(爆)。山奥にあるから交流も少なそうなのに、商店街や幼稚園と交流があるというのが面白い。学園長ほのぼのとした人だし、食べる人向け、っていうことにこだわってるのかな。
 意外と熱い樫野、それに応えるいちご。樫野といちごは息合うなー、最近はいちごの技術力が上がって樫野の要求に応えられるようになったし、これからラブラブ話も見られるかなー。
 今回はなんだか作画枚数がえらい少なかった気がする(汗)。その割に面白かったのは話や演出が頑張ってるからかな。特に、ケーキ渡してからビンタまで展開がスムーズで綺麗だったのが印象的。低予算でがんばってる感じだなー。

侍戦隊シンケンジャー 第43話「最後一太刀」

 アクマロの攻撃により混乱する中、倒れた腑破十臓を発見する源太。隙だらけの背中に迫る源太だが――。
 源太の決断。
 6人目ってことで浮きがちな源太、でもむしろ浮いていていいよという話。侍とは違う立場で頑張る源太が格好いい。あくまで侍として戦う千明と流ノ介も格好いい。
 しかし何より腑破十臓が格好いい!!! アクマロを斬ったシーンは鳥肌立った。しかもあの目! やっぱり腑破十臓は人斬りに生きる男、しがらみに縛られない生き方が素晴らしい。
 そしてまた私欲に生きた男、アクマロ。アクマロの生き様も格好良かった。しかし腑破十臓もアクマロも情操教育的にはアレな気がする(爆)。自らの欲望に忠実に生き、それが適わなくても人生としては満足、といった死に方は批判ありそうな気も。いやだからこそ格好いいし、最近は大人向けでもこういう格好いい悪役いないし……。

クロスゲーム 第38話「初デートですよ」

 あかねとデートする光。青葉は平静を装うのだが――?
 ――だが、実際どうなのかわかんねー(爆)。
 現状では全員の気持ちが分からない感じ。まぁ本作の特徴として、描写が少ない、発言も少ない、その数少ない発言がストレートではない、そして心証表現がない、というわけで少ない情報から気持ちを推し量らなければならないわけで。
 光はまだ戸惑っている感じかなー。似すぎているけど、明らかに別人ではあるわけで、そのギャップに悩んでいるのかもしれない。赤石が好きだってことは知ってるわけだし。
 あかねはかなり謎。とりあえず悪人ではないらしい、なんだか前はすごく腹黒く見えたんだが(爆)。ただ単に優しいだけの天然少女なのかなぁ、だとすればより若葉とは似ても似つかない気がするんだが。
 青葉は……やっぱ光のこと好きなんだろうなぁとは思うんだが、病的にひねくれてる(爆)のでなんだかすごくハードル高そうな。というかデレる青葉が想像できねー!

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第37話「始まりの人造人間」

 エドに新たな命令を伝えるキンブリー。その残酷さに、エドウィンリィ本当のことを伝える決心をする――。
 ウィンリィエド
 何この二人のいちゃいちゃっぷり!(爆) 実はもう相思相愛とは。まぁエドがちょっと素直じゃないから本当にくっつくのはもう少し先だろうけど。
 大嘘つきキンブリー。でもエドとキンブリーだとキンブリーの方が自分の考え方に近い(爆)のでキンブリー嫌いじゃない。エドとアル、スカー、そしてキンブリーの三つ巴が次回見られそうで期待大。
 ブラッドレイ総統の息子が実は――。もしかしてこういう意味で「人質になり得ない」ということなのか?(汗) 総統は息子のこと溺愛してて、その上でその息子が無敵だから心配してないということであれば萌える。しかしリザにほいほい手を出すをするあたり、プライド君は結構危うそうな気がする。総統のアキレス腱になるか、もしかしたら息子に刺されるなんてこともありそう。

アスラクライン2 第25話「過去と因果と別れの絶望」

 三巡目への扉が開いてしまう。二巡目の非在化を阻止するため、智春達は――。
 ラストバトルへ。
 唐突にモテ始める智春。朱浬さんのフラグを立てて、さらにアニアまで! アニアって確か一巡目の直貴が好きだとか言ってたよーな気がするんだが……。その中で操緒の空気っぷりが凄まじい(汗)。奏も死亡フラグが消えてきたし、このまま操緒は消えていなくなっちゃいそうな。
 そして最後の戦いへ……が、なんだか陳腐な展開に(汗)。部長の願いが叶わないことで「現実を直視しましょう」的な方向に諭されるのはなー。少なくとも他の時空に飛んで歴史を改変したりするのはOKなのにー、しかも朱浬さん生きててその他ヒロインも健在な智春が言っても説得力ないというか。

生徒会の一存 第12話「生徒会の一存」(終)

 将来の夢について語る生徒会。彼女達の未来は――。


 最終回。
 なんっかすごく中途半端な終わり方したー(汗)。
 始めは密室コントのクオリティの高さに驚き、次第にシリアス分が入ってきてそのストレートさに驚き、ところがそのシリアス分が中途半端なまま終わっちゃってなにそれーというか。
 ほんと、パロディ含めたコメディとしてのクオリティはとても高かった。密室劇でゲストキャラほとんど加えずにあれだけ話作るのはすごい。
 そこへシリアス分やラブラブ分が増えていって、それをちゃかさない展開も凄かった。ギャグ中心のストーリーだと変に誤魔化すことが多いのに。
 が、それが中途半端すぎた(汗)。各ヒロインのシリアス話は含みを持たせた描写だけで、最終回で伏線を回収したために杉崎と各ヒロインの気持ちに重みがなくなっちゃった。真冬が告白してもほとんど影響ないし、他のヒロインの恋愛感情にはまったく触れなかったし。期待させられた分、肩すかしくらってがっかりしちゃったかな。
 一応最後に、第2期はないっぽいこと言ってたけど、原作が残ってるなら第2期やって欲しいかなー、色々と物足りない。せめて恋愛関係だけでもちゃんと精算して欲しい……。

WHITE ALBUM 第25話「他人が悪い。自分は悪くない。他人だけが悪い。自分だけが――」

 理奈が毒を盛られ一時的に声を失ってしまう。心配する由綺、だが冬弥は――。
 冬弥の本性。
 弥生さんに「人を好きになれない人間」だといわれる冬弥。それをもっと早く言って欲しかった(爆)。ラス前に気付いても遅いって!
 冬弥の行動原理は、他人の心配をして助けることで自分を慰めることなのかも。それを懐が深いと勘違いして女の子達がほいほい惚れる(爆)し、助けようとするけど頼りないので守りたくなるのかも。でもそこに相手を思いやるという気持ちがないから最終的には離れていく、というところかなぁ。
 めのうとの過去話……というほど重要な内容じゃねー。めのうまわりは正直よく分からん、いろんな手引きをしたというほどでもなさそうだし。
 今回は作画良かったなー、次回最終回だし一応気合い入ってきてるのかも。とはいえこんな状況で最終回迎えたところでどうなるものでも(爆)。

とある科学の超電磁砲 第12話「AIMバースト」

 木山が作ったネットワークが暴走する。不死身に見える敵を前に、初春が取った行動は――。
 木山先生編完結。
 原作と比べると、徹底的にギャグ展開排除。こういう方向性は納得できるけど、でも「すごいパーンチ」は見たかった(爆)。
 いやこれそのものがというより、幻想御手使った子供達の葛藤シーンは見たかったなーと。まぁ佐天さんをああいう見せ方したことで、幻想御手の使用者はあまり悪くないっていうイメージになってるからいいのかな。
 それに、原作から大幅にカットして、構成やレイアウトを綺麗にまとめ直したことでとてもテンポのいい戦闘シーンになっていて、超絶にいい作画、そしてオープニング曲を被せてすさまじくテンションアップ! とても格好いい美琴に仕上がっていました、それだけで満足です。