アイドルマスター XENOGLOSSIA 第12話「ムスペルヘイム」

 アイスランド、溶岩に埋まったアイドルを巡って戦いは続く!
 なんか無茶苦茶だー(汗)。話がちぐはぐというか……一番の問題は、アイドルに対して視聴者が感情移入できないところなんじゃないかなぁ。アイドルに人格があるようには見えるけど、それを見て格好いいとかかわいいとかそういう感情は抱けないし、春香達パイロットに対して自分勝手な振る舞いをしてるようにも見えるからなぁ。
 作品的な位置付けとしては、アイドルは言葉とは逆にファン達のことを暗示しているのかな。春香達を本来の意味でのアイドルとするなら、そのアイドル達の言葉に動くかと思えば全く話を聞かず閉じこもってしまう、つまりヲタな視聴者を指し示している――のであれば、アイドルは視聴者の代わりのはずなんだけど、そうなってない感じがするなぁ。
 まぁそういった構図を通して何らかの批判をしてる感じもするから、作品が分かりづらいのは折り込み済みなのかもしれないけど……でもアイマスのキャラを使って、これだけ作画を含めたクオリティがが高いんだから、もちっと狙ってくれてもいいのになーと思ったり。