魔法少女まどか☆マギカ 第10話「もう誰にも頼らない」

 転校してきた当日、暁美ほむらは謎の存在に襲われる。彼女を救ったのは同級生の鹿目まどかだった――。
 ほむらにとっての過去話。
 これまでほのめかせていた、ほむらがタイムスリップしていたということの回答編。タイムスリップそのものはやっぱりねーという感じだけど、その中身は想像をはるかに超えていた……。
 まずとにかくメガネほむらがかわいすぎる! なにこのおどおど少女! それが少しずつ成長していくとかもう鼻血出る!
 その成長の目標となり、憧れの存在となった魔法少女鹿目まどか――かっけええええええ! これまで見てきた優しいまどかであり、その上で魔女達に立ち向かう戦士でもあるというのがもう。
 だが二人には過酷な現実が待っていたわけで……。マミさんが壊れちゃうシーンや、まどかを死なせてあげるシーンとかもう……。というかこういう、ほのかがどれだけの意思で第9話までやってきたのか、その説得力がうますぎる。話の構成が完璧だわ。
 それに加えて、今回はなんかめっさ笑えた! ゴルフクラブで叩いてちょっと快感に酔いしれちゃったり、マニアのように爆弾を作り始めちゃったり、危ないとこ行って武器を無断調達しちゃったりとか、シリアスなのに笑えるシーンが多くて今回はそこがとても良かった! 作画も演出も本当に素晴らしくて、本当に今回は神回だわ……。