フラクタル 第10話「僧院へ」

 フラクタルに総攻撃を掛けるスンダ達、一方フリュネは祭司長を説得しようとするのだが――。
 姉妹対決。
 祭司長を説得しようとするフリュネ……してるのか?(爆) 元々格が違うっぽいけど、でもフリュネにはもう少しがんばって欲しいというか、そもそもフリュネが自分の考え方定まってないっぽいというか。
 いやそれ以前に作品としての方向性が定まってないような(汗)。イマドキのネット社会をとりあえず設定に持ってきたはいいけど、批判するだけの材料も肯定するだけの信心もなくてなんだかなぁなぁな感じに。
 祭司長や変態パパがあからさまに悪役っぽいのもその辺が理由かも。これだけ見た目が悪そうだとそりゃあやっつけなきゃという気になるわけで、そこに道義的な意味を問わせない理由がありそうな、とか邪推したくなる。
 まぁそんな感じで一番重要なとこがなんかぐだぐだだし、クレインとスンダが出て行ってそれが意味なかったとか脚本の構成どうなってんのという気もするし。でも、クレインとフリュネをネッサが継なぐ、という構図はとても良かった。あのシーンだけは、本作を象徴してるような気がして良かったわ。