おとめ妖怪 ざくろ 第8話「あめ、徒々と」

 薄蛍と総角が敵に捕らわれてしまう! 助けに行こうとする西王母桃、だが櫛松は行けないよう閉じこめてしまう――。
 怒りの西王母桃。
 薄蛍と総角、西王母桃と利劔といういつもとは違う組み合わせの話。囚われの身になる話はよくあるパターンだけど、組み合わせが違うだけでとても新鮮な感じに。
 この組み合わせの妙で、それぞれの気持ちがより見えてくるのがとてもいい。特に、薄蛍がたくましくなってきたのがいい! 昔だったら総角君にも守られていただけだろうけど、利劔のおかげで少しずつ気持ちを伝えるようになってきた感じが。
 薄蛍達を助けるため怒る西王母桃。西王母桃の戦闘シーンかっけぇ! それに西王母桃は喜怒哀楽が激しくて表情がころころと変わるから見ているだけで楽しい。その辺まさに主人公なんだろうなぁ。
 あと、なんだか最近櫛松さんに感情移入してしまう(汗)。上司である前に母親代わりとして振る舞う櫛松さんが優しい……けど、その分なんだか死亡フラグ的なものが見え隠れしててもう。
 今回は敵方の内情も。冷徹な乱杭が怖え、しかも甘い言葉で橙橙を操ったりもしてかなり大ボス感が。この前ざくろが倒した時はそんな感じしなかったのに(爆)。