おとめ妖怪 ざくろ 第5話「わな、粘々と」

 夜会を警備する西王母桃達。だが西王母桃は以前会った花楯とダンスを踊り、総角はそれが気にくわないわけで――。
 花楯中尉対総角君。
 謎の男、花楯中尉。総角君から西王母桃を奪っちゃいそうってこともあって心証悪いが(爆)、だからか敵と通じているように見える。
 花楯中尉に比べたらちょっと情けない総角君。でも西王母桃がピンチになったら颯爽と現れてしっかりガード! 丸竜君もそうだけど、人間側が妖人達と釣り合える存在になれるのか、っていうのがこれからの鍵になりそう。
 西王母桃達がやたらかわいい! 西王母桃が中尉の所へと駆け下りる所とか泣いて総角君をぽんぽん叩く所とか、薄蛍が利劔の感想を知って照れる所とか、鬼灯と雪洞が丸竜君を取り合う所とか。
 そんないちゃいちゃが「緩」だとすれば、戦闘シーンはまさに「急」! 戦闘シーンの西王母桃達が鬼気迫る迫力なのが、本作のすごいところ。鬼灯と雪洞が必死で丸竜君を守る所とか、彼女たちを守るため西王母桃が刺し貫く所とか、この本気さが普段のいちゃいちゃっぷりも引き立てているような。本作はこの緩急が素晴らしい。