Phantom〜Requiem for the Phantom〜 第4話「暗殺」

 暗殺計画のため、ショッピングモールでデートを装うアインとツヴァイ。演技のはずの二人だったが――。
 心変わり。
 おお、アインがデレてきた! 初登場時があんなだから元々の性格が冷たいように見えるけど、ツヴァイと同じようにマインドセットされたのだとしたら、元々は普通の女の子なのかも。デートシーンのきゃぴきゃぴ具合は良かったなぁ。
 だがツヴァイが着実に暗殺者としての道を……意図した通りであり意図に反してでもあり、その複雑な心情がいい。
 そうなんだよなぁ、つまり初回の違和感は「ツヴァイ視点に視聴者が感情移入しにくい」という点で、このあとアイン視点が増えてくれば俄然面白くなると言う。
 演技と本心の境目が見えないようにデートシーンが描かれていたのがとても良かった。冷徹な瞳と無垢な笑顔、どちらが本物なのか、願望なのか――アインとツヴァイ、二人の複雑な気持ちを描き出していくことでどんどん面白くなっていきそう。