絶対可憐チルドレン 第25話「安産祈願!こんにちは、赤ちゃん」

 ノーマルとの距離を感じる薫は悩むのだった――。
 原作にはない話かな? でもアニメ版の方向性を示す興味深い話だった。
 ノーマルとエスパーの差。実際、これだけ機械文明が発達していると超能力の能力そのものは「バカ高い最後のハードル」を超えるくらいのものだから、それ以外の手段がないと超能力は生かせなさそう。
 それよりも「誰にでも、子供の時から発動する」ことの方が問題なんだろうなぁ。今回の話なんてまんま芥川龍之介の「河童」だけど、自分が産まれることを選択できたら、超能力者に限らず多くの子供が産まれることを拒否しそう。
 そういうとこまで突っ込んで欲しい……とは思うけどまぁそれは酷か。それに今回の終盤の展開は熱くて良かった。原作と違って掘り下げが浅くても、こういう展開は悪くないかもしんない。
 と思ったら次回イルカ話やるんかい!!!