ほとはー外伝3 P.107

ほとはー外伝3 P.107
■分割体B
 ナノ博士の能力を分けた「分割体」の一体。
 「身体強化」の能力を受け継ぐ。筋力・骨格は強化され高い運動性能を誇る。また外皮の強度は非常に高く防刃・防弾性能も高い。硬軟変化の応答速度も高いため動作も素早い。身体能力のポテンシャルは通常時のナノ博士を上回る。
 現段階での記憶移植率は80%。ただしスレイブモードで動作しているため自我は抑制されている。
 動作の最適化は行われているが、それを生かすためのソフトウェア、つまり格闘術を識らない。そのため、「対象」に「届く部位」を「最速で当てる」という攻撃方法しかできず、ただひたすら蹴り続けることになる。また体重が軽いため攻撃の威力はあまり高くない。
 「空間制動」の能力も分け与えられているが現段階では使用することができない。使用可能となれば特定の加速度系に対する相対的な固定、つまり「飛行」を行うことができ、戦闘能力が高くなる予定。もっとも、元々は起動する予定すらなかったのだが。


 というわけでもみ登場です。
 身体強化型APということで存分に格闘してもらいました。ナノ博士はスーパーアーマー持ちのパワータイプ、サンシは武器を持った遠距離攻撃タイプだったので、こういうスピード感ある格闘シーンが描けて楽しい(爆)。ただ素早すぎて一度も床に着地してませんが。
 ちなみに4コマ目〜5コマ目がちょっと分かりづらいと思うので捕捉すると、右手でシンクの端を掴み、体を逆立ち状態になるまで起こして、手を握り替えしてから縦に一回転させて膝蹴り(爆)。自分で自分自身を「投げる」ような感じです。
 服装はなぜか下着にTシャツ。ハリウッド映画とかで良く出てくるカンフー使いの女性をなんとなくイメージ。タンクトップは動きを表現しづらいのとバストトップを描きたくなる(爆)ので却下。
 次回は分割体Cについて。あ、分割体Aは黒ナノですから。そう、だから「三姉妹」……。