セイコーエプソン、USB対応の業務用インパクトプリンタ2製品

 おお、この時代にドットインパクトプリンタが!
 「ドットインパクトプリンタ」とはなんぞやというと、昔のプリンタの印字方法で、「インクリボン」というインクを染み込ませた布を紙のすぐ上に置いて、それを金属の打鍵が叩いて紙に押し付ける、という無茶苦茶パワフルな印字方法のプリンタです。
 プリンタの流れとしてはドットインパクト→感熱紙→レーザーorインクジェット、って感じで、わてが小さい頃はドットインパクトプリンタが普通だったんだけど、カラー駄目、解像度荒い、しかも超うるさい(爆)とかなり酷いプリンタでした。
 それがなぜ今出るかというと、宅配便の紙とか市役所とかの紙によく使われている裏が黒くなっていて二枚目三枚目に複写できる「複写紙」に印字するときに、この複写ができる唯一の印字方法がこのドットインパクトなんです。
 今でもその手の需要はかなりあって、古いものを大事に使ってきたり、秋葉原やHARD OFFを回って探したりとかする必要があるわけで、そんな時にこれは結構いい感じかも。
 ちなみに3年前にこの商品が出ていたらわても買っていた(爆)。以前通販をしていてその時に郵便局の代金引換を利用していて、それが複写紙で住所の手書きにすごく苦労していて、実際に秋葉原を回ったりしたんだがインターフェイスとソフトウェアと価格の関係で断念した経緯が……。これならUSBで接続できるし安いし静かだしいいことずくめだなぁ。