神様家族 第12話「キス」

 今明かされる久美子の正体――。うわ、これはうまいなぁ、アイちゃんの時の話や、突然母親が若返っていたこととちゃんと整合性が取れてる。テンコの錯覚と思いっきりミスリーディングさせられたなぁ。
 ぶち切れる久美子ママ。真性の悪魔だ。いいキャラだなぁ。そして強い、つか佐間太郎はパパさんがいなきゃ能力的には普通の人間だから、ここからどう立ち向かっていくのか見物だ。でも能力なくても怖じ気づかないのは神様らしいというか。
 結局テンコを選んだ佐間太郎。そこで泣かせるのはずるい。こういう演出がかなりうまいんだよなぁ、テンコが保健室に来るところのコミカルなシーンもとてもうまいしです。作画や絵作りは普通なんだけど、脚本や演出がうまいからとてもいい感じに仕上がってるというか。

#pragma twice更新+完結。

 #pragma twice の方に以下のページを追加しました。

 今回が最終回になります。まだKAB-studio.hで配信されていない最終回も更新しちゃいました(汗)。こうしてみると凄い量書いてるなぁ……。
 最終回に伴い、トップページをリニューアルしました。全体的に見やすくなったと思いますです。

直線的思考と平面的思考

 わての場合、こういうのを「平面的思考」と呼んでいます。
 物事の考え方には二種類あって、ひとつは「直線的思考」、もうひとつは「平面的思考」です。
直線的思考

  • 考え方が直線的。
  • 順序立ててひとつずつ考える方法。
  • たとえば「配列の中身を全出力」する場合「まず配列を受け取る→1番目の要素を出力する→2番目の要素を出力する→それを続けて、最後の要素まで出力したら終了」と考える方法。
  • 論理的思考はこちら。
  • 「文系」「左脳」「A型」「女性」っぽい。


平面的思考

  • 考え方が平面的。
  • 平面的、地図的に物事を考える方法。
  • たとえば「配列の中身を全出力」する場合「【配列】【繰り返し機能】【出力機能】を組み合わせればできるかな」と考える方法。
  • 直感的思考はこちら。
  • 「理系」「右脳」「B型」「男性」っぽい。


 ちょっと極端な例ですが、以下のような違いが現れると思います。


例1:あ、そのマグカップどうしたの?

  • 直線的思考:「それがですね、昨日ハンズに行って、文具コーナーに行ったんですよ、でも欲しかったボールペンがなくて、そのあと下の階に降りたら、たまたまこのマグカップが目に入って、ちょうど以前使っていたのが割れちゃったので、しかも好きな犬柄だったんで買ったんですよ」
  • 平面的思考:「買いました」

 つまり、直線的思考の場合「思い出した順番に話す」ため「余計な部分を省けない」から冗長になっちゃうわけです。逆に平面的思考の場合「マグカップ=買ったもの」という単なる等価な存在であり優先順位がないためストーリーを作ることができないわけです。


例2:仕様書が一部しかできてないんだけどこれで作ってみて

  • 直線的思考:「はい、とりあえず取りかかってみます」
  • 平面的思考:「こんなものでできるわけないじゃないですか、こんなものあとで必ず破綻しますよ」

 直線的思考の場合は「スタート」さえあればとりあえず作れます。一つ作って、それに継ながるものを継ぎ足せばいいわけですから。逆に平面的思考は「仕様書」をイメージしたときに情報が少なすぎて全然作れないため取りかかれません。


例3:甲斐の国の南西に駿河の国、南東に相模の国があります

  • 直線的思考:「あ、だから武田は今川や北条と戦争をしたんですね」
  • 平面的思考:「ということは駿河の国の東に相模の国があるわけですね」

 直線的思考の場合、領地が連接していることを歴史と関連づけて考えています。このように時系列や理由を重視する傾向にあると思います。平面的思考の場合、このみっつの領地を頭の中でイメージして領地の位置関係を重視しています。


例4:1+3+9+7は?

  • 直線的思考:「1に3を足して4、9を足して13、7を足して20」
  • 平面的思考:「10x2で20」

 直線的思考の場合は頭からひとつずつ足して行くので時間が掛かります。一方、平面的思考は各数字をバラバラにイメージして、10になる「1+9」「3+7」のペアを見つけてから計算しているので早くなります。


 プログラミングの先生としては「両方ともバランスよく使えるようになって!」と言いたいです。
 直線的思考の生徒は、規模が大きくなると、全体を頭からひとつずつ考えてしまうのでパニックになっちゃう方が多いようです。特にオブジェクト指向はまんま平面的思考なので難しいかもしれません。
 平面的思考の生徒は、ベタな実装しかできないのに「もっとうまい組み合わせがあるはず」と考えたときに手が止まってしまい、一歩も進めない方が多いようです。また、知識の一部に誤りがあって、「イメージ通りに作ったのに動かない!」と悩んでしまう方も多いようです。


 一般的に、直線的思考は社会向け、平面的思考は技術向けだと思います。で、今は両方とも必要な時代です。たとえばお医者さんは医療技術とアカウンタビリティが求められます。今はどちらも欠けてはいけない時代になっちゃってます。
 たいがいの人はどちらか寄りだと思いますが、でも個人的経験から言うと、このふたつは相反するものではなく、両立できると思います。育てれば一方を損なうことなくもう一方を育てられると思います。片方だけじゃ生きていけないしね。
 直線的思考の方は、順序立てた考えをいくつか並べて、共通する部分を分ける練習をしてみましょう。たとえば業務文書を作る時に、文書の中にいつも使う文というものが出てくると思います。そういう部分を抜き出してコピペするようにして、常に「この時はあの文をコピペできないかな」とイメージしてみましょう。
 平面的思考の方は、平面図の元になるパーツを作るときに必ず直線的思考をしているはずなので、そのときの経験を忘れないようにしましょう。たとえば紙に書き留めておいて、それを再現できるように練習してみましょう。
 まぁその前に、直線的思考の方は平面的思考のことを、平面的思考の方は直線的思考のことを、嫌いにならないようにしましょう。多分ほとんどの方はまずはそこから。上にあげた例文、一方の言葉を「ありえねー!!」と思わないでね。両方の考え方ができることが理想ですから。

獣拳戦隊ゲキレンジャー 第6話「ジュワーン!って、何?」

 ブルーの意外な特技と過去。
 おお、意外にもなよっとしたキャラだったのか。というか修行服ってそういうキャラクター性出しにくいのかも。
 壁張り付きのシーン、アイディアは買うが窓が歪んでるのがちょっと(汗)。トリックと特撮とCGをうまく組み合わせているのはうまいんだがちょっと詰めが甘かったとゆーか……。
 ブルーの伏線は色々とありそう。理央と関係あるということはマスターとも関係してるのかも。その辺の過去話とかも面白そうだなぁ。

「牙」 第51話「風吹く場所ヘ」(終)

 タスカーに取り込まれたゼッド。タスカーの真の目的とは――。


 最終回。
 なんだか色々と投げっぱなしだ(汗)。でも色々と示唆に富んだ終わり方だなぁ。力だけを求めれば力は暴走し我々を滅ぼす、それは絵空事ではない――というところかな。
 全編通してもかなり面白い作品でした。日曜朝とは思えないガチンコ勝負はとても熱く、次の展開が読めなくてドキワクできました。作画や演出も良く、戦闘シーンも気合い入ってました。
 ラブラブ関係の話が少し弱かったのがちょっと残念かな。せめてロイアやサギリはなんとかして欲しかったなぁ……。
 それも含めて少しもったいないなぁという感じの作品だったけど、でも良作でした。

おねがいマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜 第52話「夢がかなったらイイナ!」(終)

 大ボスと化してしまったクロミ。最終決戦!!
 最後に大逆転するべくピンク音符の力発動! ずっと育てていたのはこういう伏線だったのか!! どんなときでも必ず水あげてたからなぁ。
 その力を使って全員招喚! 「テレビのみんなも応援」って、こんな風に直接的に言うのは珍しい、しかもギャグになってるし。
 弱体化したところでトドメを、だがそれは柊の手で行わなければならない――。最後まで躊躇する柊萌え。第一期の大ボスで第二期でもかなり悪いことしてたからかもしれないけど、報われない柊がちょっとかわいそう、クルミ・ヌイ様とくっついてくれたらなぁ……。
 その間にクロミノートを読み改心するマイメロ! うわぁ、これはちょっと驚きだ、マイメロがこれ読んでちゃんと気づくとは思わなかった、超鈍感だし(爆)。
 そしてすべては解決、第一期と同じくなぜか温泉、しかもエロくない(爆)。
 こうしてマイメロクロミの関係は元通りとなり、そして三角関係の行方は――。


 最終回です。
 いやもう素晴らしい作品でした。コメディ中心、メタなギャグやありえねーって展開が目白押しでかなりキレが良かったです。
 そういったコメディ1話完結方式なのに、全8クール掛けて各キャラを丹念に描き上げた素晴らしい成長物語でもありました。
 というか、多分これ、両方あるからいいんだと思う。ただの人間ドラマだと薄っぺらくなって説得力がなくなるけど、ホンネのギャグがあるからこそそれぞれの気持ちが本心だと伝わってきて物語の厚みが出てくるんだと思う。
 そしてこれを8クール破綻せず描ききったのは本当に素晴らしい。たいがいは途中で戦闘ばっかになったりキャラがどんどん増えていったり変なイデオロギーに傾倒したりするんだけど、そういう逃げに行かず、コメディだけでテンションを保って、その裏の柱を最後まで貫き通した構成力が素晴らしかったです。
 一応第三期もあるけどまぁ話は継ながらないだろうから、これで歌達とはお別れだなぁ。みんなものすごく印象深いキャラ達ばかりだった。みんなの成長した姿が見たかったなぁ。柊や潤はどんな大人になるのかなぁ、潤と琴はどうなるのか、そして歌と小暮は……。

ひまわりっ!! 第12話「救出!忍びの友は一蓮托生」

 捕まってしまったしきみ達。助け出すためにひまわり達は潜入するが……。
 話がぐだぐだだがそれはいつものこと(爆)。今回は作画が良かったのでそれでよし。つかひまわり強くなったなぁ……。

京四郎と永遠の空 第12話「永遠の空」(終)

 くう、とうとう絶対天使としての力を使うが――。


 最終回です。
 最後までよく分かりませんでした(汗)。
 気持ちの根拠とか変わるきっかけとかが全然描かれないんで何が何やらでした。まぁそういうの楽しむアニメじゃないのかも……。
 ただ、結局途中で切らず最後まで観てたわけだから、それなりには面白かったのかも? ロボットの扱い方が面白かったからなぁ……。