エウレカセブンAO 第24話「夏への扉」(終)

  • 最終回。
  • この最後2話はやってくれて良かったなぁと思う。かなりの伏線が解決したし、エウレカレントンの結末も見られて、それはそれでうれしかった。
  • ……が、それでも作品全体の評価があんまり変わらない。
  • とりあえずクオリティはかなり高くて、そこはもう評価したい。作画絵作りやBGM、設定の細かさなど、かなりのリソースが費やされていた。
  • 最初数話を見たときは骨太感があって、そこも良かった。IFOの兵器らしさ、コクピット内にいる空気感の表現がうまかったし、意欲的な世界観も楽しめそうだった。
  • ……が、脚本がアレすぎた。話に芯がなくて、展開が拙速で、そのための道具としてトゥルースが使われていて、ストーリー展開に無理矢理感が強かった。
  • 最後の最後まで、こういう展開だったら面白いでしょ?みたいなシーンをただつなぎ合わせた感があって、筋が通ってなかったのがなー。群像劇に「世の中白黒つかないのよ」という言い訳を沿えてカオスにしちゃった感じだった。やっぱり、キャラを道具にしちゃだめだわ。
  • というわけで、個人的には「いつものボンズ」という感想でした。