ちはやふる 第25話「もれいづるつきのかげのさやけさ」(終)

  • 名人の特殊能力すげぇ。オカルトじゃなく実際に、同じ文字が次の文字によって違う波長を含むのだとしたら、聞き取ることは可能だと思う。日本人が、練習で英語の音を聞き取れるようになるように。しかしそれを修練で身に付けるのは相当大変だ……。
  • その片鱗が千早にもあるという机君。統計すげぇ。千早の勢いの良さはそういう面もあって、それを自覚できてなかったんだなぁ。
  • 奏ちゃんの夢。「へ?」ってとこが面白すぎる。
  • 名人とは違う方法で勝とうとする太一や新。様々な戦い方があるのがこの競技の良さだ。
  • そう、ほんとこのかるたって競技は面白い!
  • 何度か言ってるけど、野球におけるピッチャーとバッターの戦いに似ていると思う。声が届く一瞬に集中し、タイミングを合わせて札を取る! またその取り方は、ガンガン押すこともあればのらりくらりと攻めることも。
  • 単純な身体的な技量だけではなく、集中力、記憶力、解析力、体力、あらゆるものを求められる戦い! その中で戦い抜くために日々修練に励む――これがスポーツでなくてなんだというのか!
  • そしてそれを十二分に表現しきった作画・絵作りがすごい。鋭い動作を難しい構図で見せることで迫力を出していたからこそ、かるたをまさに競技として見せつけることができた。あと何気に札が3Dなのにすごく自然でそれもすごかった。
  • 加えて演出と音楽が良かった。試合の流れに緩急がつけられていて、集中する瞬間は完全に引き込まれていた。そしてそれを引き立てるBGM! テーマの音楽が流れただけで見入ってしまう。
  • 原作はまだまだ続いてるみたいなのでぜひ第2期を! 千早達の成長をまだまだ見ていたい。