バクマン。2 第9話「再開と下位」
退院してTRAPの連載を再開するサイコー、ところがライバルとなる連載が現れTRAPの人気が――。
ジャンル的な。
探偵物が人気あると気付いて雑誌として常設することに。この企画って前々からあったはずなのに話に上がってこなかったのは作品的にも編集部的にもアレだ。というか編集長、これを踏まえて連載再開認めたんじゃ(汗)。
実際、探偵物は短期での人気って難しいのかもなー。基本は数話単位の読み切りで、その各エピソードは代わり映えしない。空気のように常に読まれるようなレベルまで昇華しないとダメなのかも。
というわけで短期の人気を取るために読者に媚びはじめるシュージン。作品は読者あってのものだから、ある意味で迎合するのも悪くないとは思うんだけど、言葉として「○○が見たい」と実際に見たい物は違ったりするからなぁ。
というわけで見事打ち切りに。こうやってしっかりと挫折を描いているのはいい感じだ。もっとも、ここから這い上がるのがまた大変なんだけど……他のバトル物と違って、なんで落ち目になったのか分からないし、どうすれば人気が出るのかも分からないから特に。