バクマン。2 第7話「生死と制止」

 入院しても描き続けるサイコーに、編集長はある決断をする――。
 漫画家と編集部。
 ひたすら信念を貫こうとするサイコー。こういうの見ると、サイコーはわりと取り憑かれてるように見える(汗)。描き上がった作品が見られないし、読者の存在が見えないから、視聴者側としてはなんでそこまでとか思ってしまう。その辺は亜豆の存在がある程度中和してくれてるけど、でも川口たろうの存在も大きくて、それは拭うの難しいからなぁ。
 それに対して決断をする編集長。穿って見たくなっちゃうけど、この決断は評価したい。
 ……なのに編集さん達は漫画家達に乗ってしまう(汗)。個人的には、出版社にはもう少しちゃんとした企業然として欲しいので、漫画家達に対してペース配分の管理や福利厚生の充実をもう少しがんばって欲しいなぁと、だから漫画家達の「描きたい」に乗りすぎるのはやだなぁと。実際、企業としての方針が決まっていれば、三浦さんみたいなテキトーさはないだろうしなーと。
 まぁ作品的には個々の編集者さん達は「漫画家の味方」で、この作品の主人公は漫画家なので演出上仕方ないのはわかるんだけど。それに実際、熱い漫画家達を見ていればそれはそれでいい感じだし。というか平丸さんかっこいい……。