ラストエグザイル-銀翼のファム- 第3話「Light square」

 姉を失い、身分を失い、空賊に身をやつし、ミリアは失意に暮れる――。
 ミリアの決意。
 まずは、戦火に明け暮れる世界や、連邦の幼女(爆)による政治の世界とか。正直これだけ見てもよくわかんなかったりするんだけど、でもこの強大な力がひしめきあう中で、ファム達が生きてるという世界観はよく分かる。
 強国の趨勢に巻き込まれ多くのものを失ってしまうミリア。特に、国でもなにでもなく、姉、リリアーナ王女こそを想うというのがいい。
 その気持ちを大事にしたいと思うファム。ファムは元気でまっすぐで、見ていてすがすがしい。戦火の尽きない日々の中で、空賊としてもまっすぐ生き抜いていく、そのたくましさ、その格好良さ。ジゼルでなくても惚れるわ(爆)。
 そのような、ただの人であることを自覚したミリアは、決意の証に――。ミリアの悔恨はもう少し続くと思ってたから、この潔さはうれしかった。これからファム、ジゼル、ミリアの3人でがんばっていくのかと思うと楽しみだわ。