うさぎドロップ 第8話「おじいちゃんのだいじ」

 夏休み、お墓参りに来た大吉とりん。そのお墓にはペン先が供えられていて――。
 自分の拠り所。
 漫画家という立場にしがみつくりんの母親。「女の子じゃないもん、漫画家だもん」という言葉が象徴するように、自分の体や心にとてつもないコンプレックスを持っていて、漫画家という仕事だけが支えている感じだなぁ。というか彼氏、拠り所になってないけどいいのか?(爆)
 仕事だけが頼り、と思いきや、りんの姿に動揺したりも。仕事に挫折したとき、りんに頼りそうで不安だ……現状では、復縁してもりんを愛せるようには思えないのがなー。逆に、りんが今の彼氏の立場になるのは想像できる(爆)。
 りんの母親に対して、大吉は本当にどっしりとしてるんだよなぁ。りんの母親に対する接し方や、実家の変わりように対する反応とか見ると、いろんな事にどぎまぎしてるように見えて、環境に左右されない芯の強さが垣間見える。ほんと、りんはラッキーだったんだと思う……。