青の祓魔師 第18話「颶風」

 校内に颶風が侵入してくる、だがそれは子猫丸が――。
 信頼。
 操られる子猫丸。単純に燐の事が怖いだけじゃなく、勝呂を取られたことへの嫉妬や、色々な重責が積み重なってだいぶテンパってたっぽい。単に弱そうというわけじゃなかったということで、この辺の理由付けうまいなぁ。
 その子猫丸を助けようとして疑われてしまう燐。いやそこは雪男が信じてあげようよ! まぁ雪男は燐を助けるために止めていた所もあるし、仕方ないのかな……。あの場にしえみちゃんがいたらなぁ。
 疑われてもそれでも子猫丸を助けようとする燐。このふたりのやりとりを見ると、本作のテーマは「信頼に理由はいらない」ということなんだろうなぁ。それは父親から無償の愛を受けてきた燐だからこそなんだろうなぁ。
 でも本当の意味で「誰でも」信頼できるわけではない以上、やっぱり理由は必要なわけで、それは同じパーティだからなんだろうけど、そのパーティでの共同作戦とかほとんどないのがなー。うん、そろそろちゃんとした、このパーティでの作戦なり戦闘なりが見てみたい。その中での結束なら納得できる。