花咲くいろは 第6話「Nothing Venture Nothing Win」

 喜翠荘にコンサルタント・川尻崇子が現れるが、彼女が提示した売上アップの策が――。
 変化すること。
 喜翠荘も斜陽旅館としてなにか手を打たなければいけない、というわけで奇抜な手を取ることに。っつーても仲居の服を変えるなんて広告効果もリピートも大して望めなさそう。まぁ緒花ちゃんのつつましい谷間が見られただけでぐっじょぶですが(爆)。
 経営的にやばいというけど、従業員数多くないし、女将さんも息子の縁もそれほどこだわりなさそうだし、このまま自然消滅しても良さそうな雰囲気ではある。最終回に喜翠荘がなくなる、というのもアリかも。もちろん借金がないことが前提だけど。施設が綺麗だから維持費掛かってそうだし、ネットの予約システムやコンサル料など結構支出は多そうだからどうなのか……。
 そんな喜翠荘を颯爽と救――わない緒花ちゃん(汗)。本作における緒花ちゃんの存在は興味深い。保守的な世界において緒花ちゃんのアクティブさは強烈な印象を与えてまさに主人公然としているのに、旅館を救う一発逆転の案を出すどころか、仲居さんとしても未熟で大して役に立ってないという、実際には視聴者の代わりとしての傍観者という立場。この辺のキャラ作りや話の組み立てはなかなか不思議だなぁ。