君に届け 2nd season 第9話「告白」

 学校祭の放課後、風早が一人残る教室、その扉の前で爽子は――。
 届けこの気持ち。
 ……届いたんだろうか(爆)。なんというかもう、お互い主語とか目的語とか省いてるから誤解してるんじゃないかと気が気じゃない!
 でも、それでもついに言った! よく言った爽子! このままヘタレたままかと心配したけど、やっぱり欲望というか下心には逆らえなかったというか(爆)。風早君も抱きしめちゃったし、なんかあわよくば……な感じだったし、さすがにここから悪い方向にはいかない……と期待したい。
 そんな二人を邪魔する男の子達(汗)。でもなぜかピンがいい役回りに。実際、風早君にも爽子にもやっぱり下心のような「人間の地」みたいなものは存在するわけで、それを無遠慮な男の子というものを通して露わにするというのはうまいなぁと。
 あと演出、作画、絵作り、完璧すぎ。特に二人くっついた時、無音の状態が続いたのがすごかった。テレビで無音てしにくいだろうし、表情に意識が集中するからその緊張感を表すだけの作画と絵作りが必要でまさにそれを表現していたわけで、本作はそういうとこガチンコで勝負にきてるのがすげぇ。