バクマン。 第19話「2人と1人」

 一人でやっていくと編集に告げるサイコー、だがサイコーとシュージン二人は同じ原案を思いついていて――。
 相思相愛。
 ほんとおまえらくっついちゃえよ! とでもいう感じの二人で一人の息の合いっぷり。前回ラストのぎくしゃく感から今回最後までの展開は素晴らしいわ。
 でもこうしてみると、この二人は漫画家としてだいぶ欠けてるんだなぁということが見て取れるというか、それこそシュージンは小説化としてやってけるかもしれないけど、サイコーは一人で漫画家やるの相当無理そうな感じだ。実感とは違うんだけど、一般的には絵描きより物書きの方が足りないと言うし、話を作る能力というのはかなり稀少なものなのかも。
 そんな二人を取り持とうとする服部さん。結果的にうまくいったけどなんか危なっかしい(爆)。うまく焚き付けられたから良かったけど、サイコーは作画担当の話が来た時に受けておいた方が良かったような。オリジナルで描き始めてから作画担当だけになるてきつそうだし、意思疎通があまりできない原作を漫画化するのはスキルアップになりそうな。実際、ジャンプじゃなく電撃とかそういうのからデビューしたらそういうキャリアパスが普通そうな気が……。