放浪息子 第3話「ロミオとジュリエット」

 文化祭でやる演劇の脚本を考える二鳥。その脚本は倒錯劇で――。
 二人の気持ち。
 女の子になりたい二鳥と、男の子になりたい高槻。特に高槻さんの方が大変そうだ。二鳥君は見た目的にはそれほど悩んでなさそうに見えるけど、それは今のところは、外見も含めてかなりちゃんと女の子できちゃうからかも。高槻さんの方が女になっていく自分の体をより嫌悪していそう。
 そういう意味では、高槻さんと同じくらい有賀君も悩んでいるような。というか本当に、二鳥君はうらやましいくらい女の子できてる(爆)。そんなところに高槻さんも有賀君も惹かれるのかも。千葉さんはよくわからん(爆)。
 本作の中で、二鳥の姉である真穂のパートが結構長いのが面白い。二鳥中心だと話が硬くなるけど、真穂が出てくるとそれだけで結構笑えるというのはあったり。でも同時に、真穂は普通の男の子と恋愛をする普通の女の子、という「普通」を提供するために存在するのかも。でもこれだけちょっと特殊なキャラが占めると手遅れという気もする(爆)。