アマガミSS 第20話「桜井梨穂子編 第四章 サヨナラ」

 新年度を迎え先輩達が卒業する茶道部、そこに一人残ることになる梨穂子に純一は――。
 梨穂子編、完。
 なーんじゃこりゃあああああああ! なんで、なんでこんな曖昧な終わり方なんだよぉ! あ、ありえねぇ……。
 梨穂子はこれまでのヒロインの中でもいちばんかわいくて、だからこそ色々と期待してたというのに! 百歩譲って明確に純一とくっつかなくてもいいとしても、それまでの変態プレイがまったくないというのが納得いかん(爆)。
 というか、梨穂子って「初めから」純一に恋愛感情を抱いている唯一のヒロインなわけで、ということは他のヒロインの時はその想いを諦めたってことじゃないの? それだけでも不憫なのに、自分のルートでさえも想いが伝わらないとかあり得ない……。今回の純一との会話の中でも、純一が梨穂子を意識しているような振る舞いがほとんどなかったし、これじゃ梨穂子まったく報われないやん。
 本作の「各ヒロインルートごとに話を構成する」というパターンは、各ヒロインの扱いを平等にすることでファンからの不満を避けるための方策だと思ったんだが、だとしたらこれはないのでは。それともゲーム版のファン的には問題ないんだろうか……うーむ。