おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜 第4話「野球シンドイ」

 埼玉との試合、活躍する田島、だが花井は思うように成果を出せず――。
 悩む花井。
 田島があまりにすごくて萎縮しちゃう花井君。田島は目が良くてそれを高速で情報処理できてしかも動作へと反映できる反射神経がある……けど、体格は花井の方が良くて長打力があるわけだから、タイプや役割が違うということが分かってくれば……。
 というか、逆にいうと田島の身長の低さはきつそうだ、こればかりは努力しても伸ばせないからなぁ。この先、プロへとかそういう話になってきたらどうなるのか。三年になるまでに成長するといいなー。
 ダメダメ……というほどでもない埼玉。肩のあるキャッチャーや判断のいいファースト、スクリューの投げられるピッチャー。光る物を持っている選手はいるわけで、お飾りの監督しかいないのが一番問題そう。監督がしっかりしてないから三年に管理が任され、だが強く言うと選手が退部して層が薄くなり……それが甘い三年生の存在や、野手上がりのピッチャーということになっていそう。
 それにしても、この埼玉だけでドラマが作れそうだ。でも作らないところに本作の魅力があるのかなと。あくまで勝つこと、工夫と努力を尽くして勝利を掴むことにこそ意味があるからこそ、西浦が舞台になっているのかなと。