夢色パティシエール 第16話「スイートローズメモリー」

 ついに始まったトーナメント一回戦、だがチームいちごのケーキは地味なパウンドケーキで――。
 初戦。
 完成したケーキは4人の力を合わせたものということで、どんどん結束していく4人。その過程が納得できるのもいい感じ。
 特に、いちごがちゃんと中心になっているのがいい感じだ。いちごはなによりも食べる人のことを考えていて、そこから考えることができるんだよなぁ。それを支えるのが発想力と味覚の確かさ。それが「テーブルに出されるお菓子のイメージ」を明確に伝えるための手段になっていて、いちごの才能としてちゃんと機能しているのがいい感じだ。
 そんないちごに惚れちゃった花房君、先制攻撃(爆)。恋愛話はもう少し先かと思ってたからこの展開はちょっとびっくり。
 ところがいちご、さらりとスルー(爆)。鈍感いちごに対して思いっきり動揺しまくりの樫野と安藤君が面白すぎる。これってつまり、ハーレム物の男女逆パターンってことなのか、これは新鮮で楽しみ。少女漫画としては普通なのかもしれないけど(汗)。