侍戦隊シンケンジャー 第35話「十一折神全合体」

 ショドウフォンを取られてしまった流ノ介、それが捨ててきた歌舞伎への未練を呼び起こす――。
 流ノ介回。
 普段見られない、流ノ介なのに全編シリアスな話(爆)。というか、流ノ介っていつも真面目で、でも空回っているからギャグになるだけで、うまく噛み合えば今回みたいに真面目な話になるのかも。空回りする理由はほとんどが丈瑠に対してのものだから、丈瑠が絡まなければ問題ないという(爆)。
 流ノ介はほっぽって来ちゃったのかー。第1話で折神渡されてたから関係者みんな知ってるか侍の家系なんだと思ったら。逆に言えば、あの場は侍としてではない自分を出せる場所だったのかも。侍一辺倒、というか丈瑠一直線(爆)の流ノ介だけど、ああいう面もあると分かるとちょっとホッとする。
 今回は体内のショドウフォンを探し当てるシーンが良かった。方法そのものは良くあるパターンだけど、一瞬だけレントゲンのように見せて、それが「右腕」にあって斬り落とす気満々な丈瑠、でもあっさりとはいかず腑破十臓が立ちはだかる、という演出が素晴らしい。この辺の子供向けらしくない見せ方がいいわー。
 だからこそ……この前も言ったけど、この合体はなに(汗)。ごてごてすぎ!