ティアーズ・トゥ・ティアラ 第26話「力の言葉」(終)

 最後の敵を前に時間を稼ぐアロウンとアルサル。勝利の鍵はリアンノンの心の中に――。


 最終回。
 な、なんていうか……クオリティの無駄遣い?(汗)
 ってそれは言い過ぎかもしれないけど、なんか色々ともったいない作品だったなぁと。
 確かにアロウンは格好良かった! だけどあくまで主人公はアルサルって感じだし、その割にアルサルは最後までぱっとしないし。もう少し成長した感があればなぁ、最後ちょー格好いい鎧とか着せれば良かったのに。
 確かにヒロイン達はかわいかった! それに格好良かった! なのに全然ラブラブ話にならないというのはなぜ(汗)。これがコンシューマ版を原作にしていたとしてもそういう展開はあるわけだよねぇ。あるのは中途半端な百合だけ……。
 そうなんだよなぁ、恋愛ありなしに関係なく、人間関係についての描写が希薄だったのが、微妙に感じた一番の理由かも。あと、ストーリーが結構複雑だったのも良くなかったかも。ややこしい設定とそれに見合わない狭い世界観が、これからの展開を魅力的に感じさせなかったというか。
 それでもクオリティは高かった、それだけは間違いない。特に戦闘シーンの作画や構図のうまさは特筆もの。ちゃんと剣と魔法のRPGになっていたのも良かった。さらに加えてヒロイン達がエロかわいかった! ちらと見える脇やおしりそして揺れる胸。だからこそもったいなかったなぁと……。