獣の奏者エリン 第24話「嘆きの歌」

 戦続きで疲弊していく国を憂うシュナン、あくまでも真王を敬うヌガン。二人は誓いの木の前で、剣を交える――。
 兄弟喧嘩。
 聡明であるが故に悩む兄と、ただまっすぐな弟。ヌガンはダミヤに祭り上げられ、シュナンと戦うことになるのかも。
 戦争を続ける大公軍。大公軍には闘蛇がいるけれども、圧倒的な戦力にはならないのか。強さとしては王獣の方が上なんだろうけど、国のシンボルでもあるし、兵器として飼い慣らすのも難しいのかも。逆に言えば、闘蛇を兵器として使うことこそ、真王の元に大公が仕えているという証拠なのかもしれない。
 今回と次回は中継ぎ回的な話。もうすぐ折り返し、これから大きな展開が待っていそう。