宇宙をかける少女 第9話「Q速∞」

 仮面の少女が投げる「魔QT」によって球団がまたひとつ、またひとつと蹴散らされていく。最後に残ったチーム・パイレーツも敗れ去ろうかという時、かつての四番、いつきがバッターボックスに立ったのだった――!!!!!!!!!!
 って、なんぞれこれー!
 掛け値なしの完全セルフパロディ。本当に、完全に、まるっとパロディ。しかしなぜか素晴らしい出来!!!
 単純に宇宙かけセルフパロディとしてだけじゃなく、野球スポ根ものパロディとして面白いのが素晴らしい。あくまで真面目な展開なのに、野球作品のステレオタイプをいじり倒しとる! だから、終始真面目に徹してるのにその全てが笑えるという!
 しかも作画や演出がめっさいいんだもんなぁ。公式ホームページも専用の作ってるし! なんつー気合いの入れようだ。しかしこんな回やってもDVDの売上上がるんだろうか(爆)。