のだめカンタービレ 巴里編 第8話

 オーケストラがまとまらない千秋は、試行錯誤を始める――。
 やや閑話休題的な話。
 コンサートからちょっと離れて千秋とのだめの関係とか。のだめの才能は作り上げたものというより環境に育てられたものだから、のだめの才能を好きになるということはのだめそのものを好きになる、ということなのかも。そう考えると、千秋の気持ちや考え方もかなり変わったのかも。
 楽譜の書き込みの話がなんか良かった。個人が保存する物じゃなくああいう形で残されるものなのか。これがそのまま文化の系譜になるのかも。