ef - a tale of melodies. 第8話「reutter」

 優子を家から連れ出す火村。二人きりの逃避行が始まる――。
 こういうロードムービーって古典ではあるけど、逆に「古典」として作らないと成り立たなさそう。今の都会だとまた全然状況違うだろうからなぁ。それこそ携帯がなければ話にもならなさそうだし。
 火村と優子の組み合わせは凄まじく危うい。自活できるだけの能力もなく、成長へと目を向けず互いに傷を舐めてもらうよう望んでいる……。しかも、大人になった火村もあんなだし(爆)。
 良くも悪くも、雨宮兄には拠り所となるだけの力があるんだよなぁ。生き、養い、傷つけるだけの力が。ただ、過去の負い目に理由を求めて、それを優子に求めてしまった……どことなく、雨宮兄は火村に期待したい所があるようにも見えるかな。
 それにしても、作画や絵作りもう少しがんばれないかなー(汗)。第1期のあの素晴らしい絵作りはなんだったのかと……。