ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス- 第25話「共鳴-永遠に響きあうように-」(終)

 タナトスへ向かうジンとトア。はたしてトアの、そして人類の運命は――。


 最終回。
 結局何がやりたかったんだ(汗)。
 まずメインテーマに対する掘り下げがめっさ低かったなぁ……語り尽くされたテーマとはいえ、語ろうと思えばいくらでも語れるというのに、表層だけなぞっただけ。なんだか他作品で見たものをとりあえず取って付けたよーな……。テーマを咀嚼できずに本書き始めちゃったのかなぁ。
 まぁ別に薄っぺらくても、演出面が良ければそれで良かったんだけど、そっちも変なパロディに走っちゃったし……。テーマもそうだけど、ただ「こんな感じかな」と他作品の真似だけで作っちゃったという感じかも。
 それでも最後まで見ちゃったのは、キャラクターが良かったからなのかなー。レゾナンスのせいとはいえ、キャラ同士が深く結びついているからそれが見ていて心地よかったりするんだよなー。
 あとはまぁ、結局女性向けにならなかったから見ていたのかも(爆)。ジン・ギオ・カズキの三角関係を中心にして、完全に女性向けで作っちゃえば結構いい線行ったと思うんだけど。キャラ表見るとやっぱり最初は女性向けで作っていたんじゃないかと思える……。
 何かひとつでも突き抜けていれば――と思うとちょっともったいない作品だったなぁ。