がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 第7話「なつのおしまい(ばいばい)」

 8月31日!
 というわけで夏休みの宿題で修羅場……ではなく、生徒会の企画締め切り前日ということでやっぱり修羅場。うるとらばいおれんすな格闘漫画が連載スタート。
 学美の壊れっぷりが素晴らしい。普段から最大戦速だから壊れるのも早いのかも。それにしてもなぜ人は修羅場になると部屋の片づけがしたくなるのか。
 Bパートは他校の委員長・多佳子様来る。同じ8月31日?
 学美の能力の高さ。天然だが直感的記憶力が高く前向きで真っ直ぐで頑固で……ああ、こいつはゴンなのか(爆)。
 相変わらず作画が素晴らしい。というか、パース勘やレイアウト勘が素晴らしくいいんだろうなぁ、だからスカートが鉄板じゃなくてもおぱんつが見えない(爆)。ちゃんと見える角度見えない角度が分かってて作画してる感じだなぁ。




 現在。
 少子化なのに大学の数が増えて需要と供給のバランスが完全に崩れ、お金さえあれば誰もが大学に入学できるようになり、高校で勉強する必要がなくなり学力のない生徒が大学に溢れ、大学では高校の復習をしてあげている……というのが現在の状況。
 それでも、今は「学卒」という言葉が神格化されているために、高校を卒業したらとりあえず大学に行くことを強制される。大学を卒業しなければ就職できないから。
 だが、大学のカリキュラムのほとんどは社会生活において必要のない知識や技術ばかり。大学が社会の要請に応えられていない現状では、学ぶ内容が社会において役立つことはない。
 近い将来。
 企業が「学卒」を神格化しないようになったら、お金と時間の無駄となり、誰も大学に行かない時代が来る。企業は数少ない人材を確保するため高校の段階で青田買いし、誰もが高卒で就職するようになる。
 そして2035年、それがさらに進展し、高校にまで及んだのがこの舞台の現状、ってことなのかも。
 でもそうなったら企業が試験を設けて、学校はそのための専門学校化しそう(爆)。それに通信教育は発展してたはずだから、まぁこの作品のテーマはそういうのよりは「子供の集う場所としての学校の意義」なんだろうけど。((つか、28年後なら全自動通訳器とか開発されて外国人が大量投入されそうだなー。そうしたら逆に大学に行ける一部のエリートしか就職できなくなったりして。)