トップランナー CLAMP

 トップランナーCLAMPが登場。
 顔、初めて見た……。
 現在の「アシスタント分業制」の走りみたいな感じかなーと思ったりするんで、そういう工程に興味があったり。


 スタジオとその作業風景。……ちょっとマテ、アシスタントいないだと!? だとしたら「アシスタント分業制」の一歩先ですよこれは。
 しっかし、4人で週刊2本月刊1本ってありえねぇ……しかも朝11時から夜12時まで、って、それが本当ならかなり余裕あるような……。それこそ、この4人の息が合ってて、それぞれに確固とした実力がある、ってのが大きいんだろうなぁ。それに「マネジメント」の必要性がない、ひとりひとりが自覚を持って分業してるのが大きいかも。
 ……しかしこれ、トラックナンバー少ないよなぁ……。


 「設定過多」のとことかは難しいなー。Xみたいな昔の作品が好きなファンと、最近のマガジンとかの作品が好きなファンとじゃ違うだろうからなぁ。
 自分なんかは「設定過多」の方向に進もうと思ってるんで難しいかも……。


 作家と作画家の違い、っていうのは非常に興味深い。
 漫画として絵を描くと、そのキャラクターに愛着が沸く、けど小説だと「顔」が見えない分、すっぱり切れるもんなのかもしれない。そういう分業がちゃんとできて、そしてお互いに尊重できてるというか尊敬できてるところがうまくいってる理由かもしれない。


 魅力的なキャラクターは「隙のあるキャラクター」。ようするに「人間味」ってことかな。でも雪兎みたいに、どっちかっつーとCLAMPは超人系のキャラが多いような気もするんだが(汗)。
 キャラクターの履歴書いいなぁ。画面に出て来たのはイメージなのか本当のなのか。テキスト書いてたとこも出たけど、あのアプリなんだろう。アウトラインプロセッサっぽかったけど、脚本書くための専用のアプリとかなんかな。


 絵作りでデジタルが関わってないのがちょっと感動した。そういうとこも含めて、アーティスト集団って感じなんだろうなぁ。それが、趣味で終わらないで、週刊連載っていう形で現実化してるところにすごさがあるのかもしんない。