たまゆら〜hitotose〜 第11話「聖夜のものがたり♪なので」

 「私たち展」で朗読劇をしたいという麻音、だが劇のシナリオが完成せず麻音は焦る――。
 麻音のやりたいこと。
 やりたいことたくさんな麻音たん、いきなり朗読劇なんて言い出した! それは無茶なんじゃね?
 実際、全然シナリオできないし! めっさ白紙だし! このまま当日になったらどうするの!? 本作始まって以来の緊張感なんですが(爆)。似たような経験あるからなおさらどきどきする。
 そんな麻音たんに助け船を出すのりえ。やっぱりこの二人の通じ合ってる感いいなぁ。数年後、こーたんにふられて慰める麻音に……的な展開を希望。
 朗読劇のうわさがどんどん広まっていき、舞台も観客も整って、いよいよもって追い詰められる麻音たん。やばいめっさ怖い!
 そしていよいよ始まる朗読劇! ……あれ、意外とうまい(爆)。最初こそ危なっかしかったけど、少しずつ良くなってきた。麻音って基本的に多芸多趣味で、それなりに色々とやれるのかも。普通なら、これだけの人前でしゃべるだけでも相当大変だと思うんだけど。
 その朗読劇そのものも良かった! 麻音とのりえのあの出逢いから、友達達みんな、そして夢を模索する麻音を受け入れてくれる両親へ……。これまでの話をまとめるようないい話だったわ、というか本作はこういう話の継なげ方ほんとうまいわ。

2011年12月13日のツイート

ちはやふる 第11話「あまつかぜ」

 決勝戦に挑む千早達5人、だが決勝戦の相手北央高校は強敵で、千早はペースが掴めず苦戦する――。
 決勝戦!!!
 いよいよ決勝戦。なんかもうこれだけで血がたぎる……初っぱなからこれだけ緊張感があるんだもんなぁ、本作の試合シーンはほんと素晴らしい。
 その緊張感の元は、千早の苦戦から。千早は天才肌で、すごいことが分かるからこそ、苦戦するとものっそい不安になる。
 千早を苦しめるのはキモいやつ揃いの北央高校!(爆) へんてこキャラ揃いなんだけど、悪い奴らじゃないんだよね。ここがすがすがしくていいなぁ。陰険系の敵出まくりな作品と違って、本当に試合に注力してるのがいい。
 そう、ほんっと試合が熱い! 肉まんくんのローリングとか、ギャグシーンぎりぎりなのにこれが熱く見える! 加えて綺麗だわ……あっさりめで淡い色合いの塗りなのに、特に表情が時折どきりとさせるほど美しい。スポーツというものが持っている魅力を最大限に引き出している、それが本作のすごいとこだわ。
 そしてついに――! 千早と肉まんくんという強者がいるとはいえ、相手も強かったし太一もすごく強いわけじゃない、そのギリギリの中で掴み取った勝利! いやもうほんと最高だわ。