しゅごキャラ!!どきっ 第102話「夢のたまご、なりたい自分。」(終)

 無数のバツたまを、そして御前を、あむははたして救うことができるのか――。


 最終回。
 あー、なんかもったいない終わり方しちゃったなー。
 初めは何もかも良かった……ワンパターンじゃないストーリー、魅力的なキャラ、それをより魅力的に見せる作画や絵作り、何もかも素晴らしかった……。
 ……が、気持ちをテーマにしていながら、各キャラを深く描かないためにどんどん消化不良が(汗)。あむ自身やりま、イクトや歌唄に対して、もっとたくさんの個別回を作ってどんどん掘り下げていってくれたらかなり面白くなったと思うんだけど、とりあえずゲストキャラ出してそれをとりあえずあむが救って、というありきたりなパターンに……。
 特にイクトと歌唄! 二人の関係に大変な興味を持っていたのだが!(爆) 結局歌唄が手を引いちゃってなし崩し的に……あそこまで頑張ったんだからもう一押し欲しかったなーと。このままだと歌唄は空海とくっつくんだろうな……。
 あと個人的にはりまかなり好きなんだけど、これまたかなり不遇な扱いな気が(爆)。海里やルルとも含めて敵新キャラの扱い雑だったなぁ……。
 でも一番の問題点はきっと、作画のクオリティが落ちちゃった点だと思う。けして悪くはないんだけど、初期が良すぎたというか、本当に最初はあむかわいいよあむで十分だったのに……。
 で、一応第3期があるらしく、「本編」はそのまま続きそうなのでちょっと期待。短編になるんだとしたら、むしろハイテンションギャグとかラブコメ小ネタとか期待できるかなーと。

獣の奏者エリン 第37話「誕生」

 教導師となったエリン、だがシロンという頭の堅い生徒に手を焼くことに――。
 新キャラ登場。
 エリンの生徒、シロン登場。マニュアル大好き人間ってことで、歴史書と真っ向から対立するエリンの能力に反発するのかなーと思ったらあっさり納得することに。まぁリランとエリンのあんな姿を見せられたらなぁ。
 シロンは正直、キーキャラクターにはならなそうな。もう残り1クールで、次回には大きな波に飲み込まれそうだし。
 そしてついにリランが……! ここでもすんなりいかないのが展開うまいなぁ。この作品って話自体は結構地味だと思うんだけど、それでも毎回ちゃんと盛り上げる脚本が素晴らしい。

バスカッシュ! 第25話「アバヴ・ザ・リム」

 月へ向かうダン達。はたして伝説は再現できるのか――。
 ダン達、月へ。
 やっと月へー、って時に月が大変という(汗)。最初からの憧れの地なのに、そういう感じがまったくないのがなー。
 というか、月でのエピソードが少しでもあった方が良かったなーと。現状では、墜ちる先の地球はともかくとして、月を救おうという気持ちが起きないからなぁ。はたき落とされる前に一度月に降りていればなぁ。もっとも、一番の理由は「月の設定を起こす余裕がなかった」かもしれない(爆)。
 ラス前だからか作画がいい。次回の最終回もこのクオリティで、それなりに決着してくれればいいかなー。