バクマン。2 第12話「経験とデータ」

 ギャグ漫画にこだわる港浦がコンビ解消をもちかけ、それに怒ったシュージンが――。
 サイコーのこだわり。
 データに頼る港浦さん。過去のデータにこだわるのは悪くないと思うんだけど、元々の方向性が間違ってたという。漫画をただ連載できればいい港浦さんと、アニメ化まで目指してるサイコーとでは全然食い違っちゃうわけで。
 そのサイコーの目的は亜豆への恋心から来てるので、シュージンの目的とは違うんだけど、シュージンの目的は「サイコーと漫画を描く」ことだから、サイコーを侮辱されたらぶち切れるわけで。この辺の人間関係が面白い(爆)。しかもギスギスしないところが本作の良いところ。
 個人的には港浦さん大嫌いなんだが(爆)、でも編集サイドとしてはスタッフの組み替えはありなんだろうなぁ。というか、編集側がそこまで口を出すなら、編集側で全部管理するようにすればいいのにと思う。マーベルとかと同じような感じというか、漫画のPBというか。それをアウトソースして責任を漫画家側に押しつけているんなら、それ相応のリスクは覚悟しないと。