シュタインズ・ゲート 第24話「終わりと始まりのプロローグ」

　紅莉栖を救うため再度過去へと戻る倫太郎、はたして彼女が生き残る未来を引き寄せることができるのか――。

　最終回。
　おおお、きれいにまとめた！　紅莉栖とまゆり、ふたりとも生き残って本当に良かった！　こういう、幸せをたぐり寄せるために過去改変を使うっていう展開は好きだわ……。
　改めて思い返してみると、設定的にはわりと無理があるんだが（汗）、でもきっとアニメ版では説明されていない部分がたくさんあるんだろうなぁ。個人的には、まゆりが死んだ時に時間が止まる理由は明かして欲しかった。
　でも、基本的にこの手のゲームは時間数が膨大で、しかも複数のルートがあって、それをアニメ化するのは相当大変なことで、過去多くのアニメが失敗している中で、ここまできっちりまとめあげたのは本当にすごい。よほどちゃんと原作を理解した上で脚本作ったんだろうなぁ。アニメ版の中で序盤の伏線との整合性がちゃんと取れていたし。
　あと、各キャラが魅力的だったのが素晴らしかった。なにはともあれ主人公！　最初は情けなかったのに、まゆりのため、栗栖野ため、本気で立ち向かう姿が本当に格好良かった！　ここまで熱く格好いい主人公はそうそういないわ。
　もちろんヒロイン達も十分魅力的だった。特に紅莉栖のツンデレっぷりは凄まじい！　大人っぽい外見でこのツンデレはいいなぁ。その他のヒロイン達も良かった、個人的には鈴羽がかなりツボだった。
　というわけでものすごくいい作品でした！　これはゲーム版もやってみなければ……。