俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第7話「俺の妹がこんなに小説家なわけがない」

 桐乃と黒猫のケンカ、それはお互いが書いた小説が原因だった――。
 小説家志望。
 SSかと思ったらかなり本格的なものを書いているお二人。特に黒猫はかなりしっかり書けてる感じが。文章量もそうだけど、普段の言葉遣いとか、あと自分の好みとせかいのことわりをちゃんと区別している所とか、桐乃よりもだいぶ大人びてる気がする。そういう意味では桐乃と似てるわけではないような。
 桐乃の方はケータイ小説的なもの。表示された文章が短すぎるが少なくともタイトルがかなりアレだ(爆)。しかし小説というのはポイント高そうな気がする、中に京介への思いがびっちり書き込まれていそう。
 それにかこつけて桐乃が京介とクリスマスデート。もうカップルにしか見えない(爆)。桐乃は自分の気持ちに気付いてないのかそれともうまく表現できないのか、だからかああいう挙動に出ちゃうんだろうなぁ。その辺はやっぱり黒猫と違うところなのかなと。
 かといって、桐乃の気持ちを京介がくみとってあげちゃう、というのも難しいと思う。実の妹が自分を好きだと分かっても、色々な理由でそれを認めてあげることはできないだろうし。個人的には桐乃×京介エンドを希望したいがだいぶ厳しそうだ……。