祝福のカンパネラ 第12話「祝福のカンパネラ」(終)

 天蓋の水車を修復するため向かうレスター達。はたして彼らはミネット達を救うことができるのか――。


 最終回。
 すっげー物足りない!(爆) 途中までかなり面白かったのに、なんか色々ともったいない。
 最初は、最初はすごく良かったんだ……。とにかく各話のバランスが良かった! エロゲ原作ということでヒロインがたくさんいるにも関わらず、とても自然な形で会話やストーリーを成り立たせ、その上で個別回を用意するシナリオのうまさ。そこに、かなりエロいサービスシーンあり、RPGっぽい戦闘シーンありと、各回のエンターテイメントとしての良さが際だっていた。
 個人的には第7話がかなり良かった。この回の対アヴリル戦が大変素晴らしかった。なかなかファンタジーRPG系アニメでもパーティ作ってちゃんとバトルする作品すくないので。他にも各個別回のエロエロシーン(爆)が良かったし、各キャラも魅力的だった。作画も絵作りも良かった。
 が、最後の数話になったらシリアス一辺倒。ギャグもお色気もほとんどなく、シリアスだけ。しかも設定が元々複雑だったこともあってちょっと唐突感が。この辺ももう少しシンプルな作りだったら良かったんだろうなぁ。アヴリル、ミリアム、ミネット、アニエス等等、関わっていた人が多すぎたかもしんない。最終回の戦闘シーンももう少し良ければなぁ、前回は良かったし、今回もアヴリルチェルシーの連携は格好良かったんだけど……。
 というわけでなーんかもったいないなぁという感じの終わり方でした。でも全体で見たら全然良作! 大好きな作品ということにはかわりないです。どうせ誰ともくっつかなかったんだし、原作はコンシューマ版もファンディスクも出るんだし、というわけでもう少しいちゃつき度を上げた第2期希望〜。