ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第7話「蝉時雨・精霊流シ」

 死者を慈しむ季節、フィリシアは過去に経験した戦場を思い出していた――。
 フィリシアさん回。
 ちぐはぐな世界観にはちゃんとした理由があったっぽい。今回の話から想像すると、視聴者時代は戦争(ロボットの反乱?)によって壊滅、技術は失われ海から生物は消え住める場所はなくなっていく、でも人々は戦争を続けている……ということなのかな。
 カナタやリオ、そして今回のフィリシアの過去話に出てきた女性は皇女殿下らしい。しかもリオはなんか関係があるっぽいという。フィリシアが乗っていたものに比べてタケミカヅチは光学系や情報処理系がかなり進んでいたから、安定した国を築いて少しずつ技術を復活させている途中なのかも。
 それでも待ち受けているのは緩やかな死……そこまで描くのかどうか。戦争による平凡な死で終わるのか、完全に人類が滅ぶのか、それともそこまでやらずに脳天気な話で終わらせるのか。