獣の奏者エリン 第39話「闘蛇の襲撃」

 真王が乗る船の前に闘蛇の軍が突如現れる。真王を救うべくエリンは――。
 ついに巻き込まれるエリン。
 前半は現状の説明。特に大公が倒れていることやシュナン、ヌガンの成長ぶりと大公達の現状が分かって良かった。これだけ見ると今回の件にヌガンが直接関わってなさそうに見えるけどどうだろう。ダミヤも一見関わってなさそうにみえるし、でもキリクの発言を聞くと……。
 そして襲われる真王、助けに行ってしまうエリン――。エリンとリランであれば歴史を繰り返させないかもしれない、そう期待したけどそれはあっさりと覆されてしまった。王獣もやはり獣ということなんだなぁ。
 こうして、ついにエリンは政争に巻き込まれてしまうことに……いつかこの日が来るとは思っていたが、こういう形でとは。エリンは、エリン個人ではちょっとおっとりした女の子だけど、リランと共にあることで強い魅力を発揮してしまうのかも。キリクだけじゃなくダミヤも……。真王よりもダミヤの方が過去について詳しそうだから、それもあって政権を奪いたいと考えているのかな。
 ああ、これからの展開が楽しみでもあり心配でもあり……でもイアルとラブラブな展開もありそうでそっちも期待(爆)。