あさっての方向。 第5話「帰るところ」

 結局自分の家に帰ってきたからだ……だけでなく、なぜか椒子さんもお泊まり。とても奇妙な3人の生活が始まる……。
 子供としての自分をもてあます椒子。子供だからこそここにいられる、でも子供としてここにはいたくない。
 からだを女性として意識するヒロ。子供の意識のままで接するからだ。その間でクッションとして機能してしまう椒子。
 こういった心の機微、大人と子供の心・体・社会の違いをちゃんととらえていてそれを描きあげるのはかなりすごい。
 今回はギャグ回多いけどシリアスなとこもちゃんとあって、その辺のバランスもすごいし。絵もかなりいいし。抱きつく時のからだの表情とかうまいなぁ。なんか今期一番になりそげな予感。