専門バカに陥らない心掛け

 いまいち現実に即してないよーな気が。
 わての感覚だと、新しい技術を売り込もうとするのって、上の人とか営業の人なんだよね。たとえば新製品のXMLデータベースがあったら会社としてそれを優先して売り込むわけで、そこでは単に「最新でいい」っていう売り込みだけして、それをお客さんが蹴ってくれればいいのに飲んじゃって、作る側が思いっきし苦労する、っていうパターンなんじゃないかなぁと。


 本当の「専門バカ」っていうのは、自分が知ってる範囲だけが全てって人なんじゃないかなー。たとえばミルの例で言えば、ミルを使わずに美味しいコーヒーを煎れる方法があるとしても、そういった情報を仕入れない、仕入れようとしない、認めない、っていうのが「専門バカ」のよーな。医者で言えば、外科医は手術が全て、内科なんかに任せない、みたいな?
 だから、専門バカにならないためには、「XMLデータベースかリレーショナルデータベースか」以前に、ホントにデータベースは必要なのか、パッケージでもなんとかなるんでは? それよりも帳簿で済んじゃうんでは、ってところまで提案できるようにならないといけないと思うんだけど。
 ただ、そういうことができる人はむしろビジネス音痴なのかもしんない(爆)。他社製品を優先しちゃうことだってあるし。売り込む技術さえあるなら、より高価な新技術を無理にでも採用させる専門バカの方がむしろビジネス的にはOKみたいな。