時代とAPの流れ。

 風雅、舞いとほとはー、そしてMachicianの関連を書いておきます。


 まずAPが初めて作られたのが風雅、舞いのリシュネ達になります。そもそも「ヒトならざる者」が存在していて、その存在に「ヒト」を近づけたものが最初期のAPになります。リシュネや少年はAPになれる存在として選ばれているので百発百中でAP化できています。


 21世紀になってHACが作られ、HACに所属した工場や研究室でAPが無秩序に作られていきます。それにより様々な「事故」が発生、HACは第一世代APの製造を禁止、一部のイレギュラーな場合を除いて第一世代APは製造されなくなります。じゃあもみ達は……? というのはほとはー外伝3にて。


 HACが第一世代APの製造を禁止したことにより第二世代APの研究が進み、実用化されることに。つまり、オーバーテクノロジーとして存在した第一世代APの「ヒトじゃないもの」の部分をギリギリまでそぎ落とし、「ヒトにちょっと加えたもの」にしたのが第二世代APの技術ということになります。


 「Advanced Person」という名称通り、APとしての姿は第二世代の方が本来の姿に近いものです。HACが目指す「誰もが一歩進んだ世界」、そこには何が待つのか……。「鏑矢作品」はこの流れを切り取る形で作っていこうと思います。