第一世代APと第二世代AP

 APは「第一世代AP」と「第二世代AP」の2種類存在する。


 第一世代APは、魔法の核を体に埋め込み、ヒトならざるものへと変化させた存在。強力な魔法を発動することができ、不老不死すら得られると言われる。ひとりひとりに対しての「オーダーメイド」であり、個体差が大きく、自らの特質に合わないAPへと無理矢理変異させれば死に至る。
 「風雅、舞い」のリシュネや少年、「三人合体ホットハーブ」のもみやパプリカが該当する。


 第二世代APは、第一世代APの技術を「削ぎ落とした」もの。魔法の素を植え付けそれにより特定の魔法を常に発動する、もしくは発動できる状態にしたもの。「ヒト」としての状態を維持しており、APとしての能力を取り除くこともできる。
 Machician本編ではうめの両親を始め、多くの大人達が「医療」の一環としてAP化しているが、それはこの第二世代APである。


 第一世代APはHACによって製造が禁止されており、そのため人数は非常に少なく、初期の頃に製造された者達、もしくはイレギュラーに作られた者のみとなっている。そのため、Machicianの時代ではAPと言えば第二世代APを指す。