2013年テレビアニメ私的ベスト10
毎年恒例、テレビアニメ私的ベスト10です。
これまでのベスト10他へのリンクはこちら。
- 2012年アニメ私的ベスト10
- 2011年アニメ私的ベスト10
- 2010年アニメ私的ベスト10
- 2009年アニメ私的ベスト10
- 2008年アニメ私的ベスト10
- 2007年アニメ私的ベスト10
- 2006年アニメ私的ベスト10
選考基準は以下の通り。
- 「今年最終回を迎えたテレビアニメの中で実際に見ていたもの」から選んでいます。来年まで続く作品(「凪のあすから」等)や最初の数回だけ見て切った作品(日曜朝のフジテレビ枠とか)は含まれていません。
- テレビでレギュラー放送されたものから選んでいます。映画やBD、ネット配信のみのアニメは含まれていません。また1回きりの特番も含まれていません。
- テレビ局は関東キー局+TOKYO MX+tvk+チバテレ+テレ玉+BSデジタル。ほとんどのアニメをカバーできていると思います。見られないのはCSのみで放送された作品くらいです。
- 自分男なので、やっぱりどうしても男性向け作品が多めになります。あと百合が大好きです。
- アニメオリジナル作品(原作のない作品)を高く評価する傾向にあります。
- ストーリーが良かったものを高く評価する傾向にあります。そのため、リアルタイムで見ていた時は楽しんでいても、このベスト10では評価が低い場合があります。Twitterの反応と違っているかもしれません。
- 最終回が良かったものを高く評価する傾向にあります。
- まぁ「私的」ですので怒らないで。
では第10位から(10位だけ2つあります)。
- 10位 琴浦さん
- 原作ファンとしては、あの危なっかしい原作をよくぞここまでアニメ化してくれたと感謝極まりない。とても泣けてとても笑えた。
- 10位 恋愛ラボ
- まずギャグアニメとして笑えて、そのうえでキャラの仕草がとてもよく描かれていて、キャラの演技が感情豊かだった。こういう地力の高いアニメもっと欲しい。
- 9位 蒼き鋼のアルペジオ
- 3DCGということもあって第1話は微妙だったのにここまでいい作品に仕上がるとは。脚本と演出が素晴らしく、それを3Dモデルによるキャラを使っているのにとても普通に演技できていて、戦闘シーンは3Dだからこその迫力あるものになっていた。特に第6話と第10話が神。
- 8位 きんいろモザイク
- 原作はギャグ面が弱いのでどうかなーと思ったらアニメ版大化けしましたわ。アニメ版でのテンポの良さと、アリスちゃん始めキャラのかわいさがたまらない。
- 7位 ゆゆ式
- こちらは逆に、原作が好きすぎて不安だったんだけど、杞憂でした。これまたアニメ版でのテンポがうまくて、ひたすら笑えて、なんかシュールでとても良かった。原作の持つ謎の緊張感もちゃんと感じ取れたし。
- 6位 のんのんびより
- にゃんぱすー。
- 5位 進撃の巨人
- 実は原作は絵が自分に合わなくて敬遠してたんだけど、だからこそ、3Dモデルと組み合わせた迫力と緊張感のある戦闘シーン、真面目だからこそ映えるギャグシーン、個性的で魅力的なキャラ達がとてもよく描かれていた。ここまでびびるアニメはなかなかないですわ。
- 4位 翠星のガルガンティア
- 独特な世界観のSFをしっかり描ききってくれたのがまずうれしい。こういうアニメオリジナル作品増えて欲しいわ。キャラかわいいし戦闘も格好いいし、なによりチェインバーという存在が心に残る。特に焼肉回。
- 3位 スマイルプリキュア!
- プリキュアとは思えないネタ満載さ、やり放題かと思いきや子供向けらしい繊細さももちろん持っていて、全体のバランスがいい笑えて泣けて熱い作品に仕上がっていました。しかもこれが4クール1年間というのがすごい……。
- 2位 ラブライブ!
- ありがちそうな、女の子がたくさんでてきてきゃっきゃするアニメだというのに、ここまでかわいくて熱くて感動させられるとは……。この上下にあるアニメに比べて特徴がとても少ないのに、これほどよくできてるというのがもう。
- 1位 ガールズ&パンツァー
- 熱い。とにかく熱い。スポーツ物を戦車でという突飛さをしっかり描ききり、そのうえでちゃんとスポーツ物として完成しているのがすごい。もうほんとただただすごい。
2013年は豊作でしたわ。やはりガルパンとラブライブ!の存在は大きいです。「テレビアニメベスト10」なので入ってないけど叛逆も素晴らしかったし。2012年がちょい地味だったことを考えると、今年は豊作ですわ。
今年を象徴するものがあるとしたら、非常にクオリティの高い「癒し系アニメ」が登場したことかな。上にあげたにゃんぱすー、ゆゆ式、きんモザの他にも、GJ部、ヤマノススメ、たまゆらなどなど、殺伐とした日常を癒してくれる作品が数多くあり、しかもそれがどれもクオリティ高いという。こういう作品って前は作画とか手抜きだったのになぁ……。
あと最近、アイカツ!やプリリズといった女児向けアニメも最近かなりいい感じになってきてる気がする。スマプリもそうだし。単純な話、優良なコンテンツが総合的な売上に継ながるようになってきた、ということなのかな。
アイカツ!やプリリズもそうだけど、3Dモデルの使い方もかなりこなれてきてるなぁと思う。アルペジオとか特にそうだけど、2Dアニメの作画、特に表情の作画に合うように3Dモデルを作っていたりカメラワークをするようにしていて、だからどのアニメも女の子達がとてもかわいいという。なぜそれができてないラブライブ……。
そういった技術力の底上げもあるし、脚本演出のクオリティも高かったし、アニメオリジナルも多かったし、アニメにとってとてもいい年だったなぁと。
というわけで、今年一年間、面白いアニメをたくさん見せてくれてありがとうございました。
これだからアニメはやめられない。