化物語 第8話「するがモンキー 其ノ参」

 駿河に取り憑いた怪異を取り除くため、駿河に提示された方法、そして阿良々木が選んだ方法は――。
 神原駿河編、完。
 初めての戦闘タイプってことで阿良々木がどう解決するのかと思ったら、結局は説得的というのが面白い。駿河の戦闘能力やひたぎの暴力性からバリバリのバトルものっぽく思ってたけど、そうじゃなくヒロインに萌えるのが本作の楽しみ方っぽい。
 ひたぎのラブラブっぷりに少しずつ削られていく駿河がいい。結局ひたぎが解決かーという気もするが、でも駿河を拒絶していたひたぎをこうして元通りにしたのがまさに阿良々木なわけで、やっぱり阿良々木格好いい。
 ぼろっぼろにやられる戦闘シーンも良かった! よく動くわー。しかしそうなると、差し込まれてる文字だけのカットがどうなるのか気になる。というか、このカットも演出面で効果的だなぁという気がするし、でもこれなしでフルに動き回る戦闘シーンが見たいという気もするし。

プリンセスラバー! 第9話「赤と青」

 ビルに中に爆弾が設置されていた! 爆弾を解除するため、哲平とシャルロットは走る――。
 哲平とシャルロットのラブラブ逃避行的な。
 というか、シルヴィアと聖華があんな会話をしてる時点でもう脱落してるも同然というか(爆)。哲平とシャルロットのいちゃいちゃっぷりも凄まじかったし、しかもまた救い出さなきゃいけないみたいだし、もうシャルロットが正ヒロインで決まりっぽいなぁ。個人的にはちょっと納得できないが(爆)。
 それにしても話の構成がうまい。助かることそのものは予定調和であって、そこまでのプロセスを丁寧かつ大胆に描いているというか、シリアスな展開のはずなのにほとんどギャグパートというか。シャルロットのすぐ上に突き刺さるシーンとか素晴らしい、シャルロットがわがまますぎてアレだったのでちょっとスカッとした(爆)。